野外フェスでキャンプをしよう!テント選びの3つのポイント

春から夏にかけて開催される野外フェスでは、キャンプできるテントサイトがあるのも魅力です。
テントで宿泊すると
- 遅い時間までゆっくりフェスを楽める。
- 夜中のイベントがあれば参加できる。
- 綺麗な星空を見たり普段と違う体験ができる。
- 宿泊費が安く泊まれる。
など楽しさ倍増でフェスを満喫できますが、キャンプ初心者だと
「キャンプはしてみたいけど、テントはどんなのを選べばいいの?」
と疑問に思う方も多いと思います。
そんな方向けに、テントを選ぶポイントをまとめているので参考にして下さい!
テントは一度買うと何度も使えるので、ホテル代の節約にもなりますよ。
何より、フェスを存分に満喫することができるんです。
終電や帰りの時間を気にせずに、ゆっくり会場でライブを楽しんで、また起きたら会場にいて、そのままライブに行けるのは楽しいですよ。
最近はキャンプをするのも流行ってるし、フェス以外にも友達とキャンプしに行ったりと、遊びの場を広げてみるのもいいですね!
もくじ
テント選びの3つのポイント
テントの大きさの目安
テントには2人用とか使用人数が書いてあるので、基本の使用人数はわかるようになっています。
ある程度ゆったり泊まるなら、横幅200cmで2人用・240cmで3人用・270cmで4人用くらいを目安にするといいでしょう。
テントの種類は色々あって屋根が高かったり、部屋が2つあったりと大きい方が快適ですが、それだけ重くかさばるので持ち運びが大変です。
一般的なキャンプで駐車場からキャンプ場が近い場合はいいのですが、フェスでは駐車場からテントサイトまで距離がある場合が多く、荷物を運ばなければいけないので、アウトドアワゴンなども用意しておいた方がいいです。
フェスでのキャンプは普通のキャンプ場とは違って、スペースのわりに利用する人が多いので、テントサイトがオープンすると、比較的水平な張りやすい場所から埋まっていき、後から行く場合は斜めの場所にテントをはる必要が出てきます。大きいテントは設営スペースを探す必要もあるので、コンパクトな方が便利といえます。
設営のしやすさ
初心者にとっては設営のしやすさも重要になってきます。
フェスを楽しみに行ってるので、テント設営に体力も時間も取られたくないですもんね。
設営が簡単にできるのは
ドーム型タイプ
ティピーというとんがり屋根タイプ
この2種類がおすすめです。
この2種類はフレームがシンプルなので初心者でも組み立てが簡単ですよ。
軒先が出せるドーム型だと、前に椅子やテーブルを置いてくつろぐ時の日よけになるし、雨天時は靴を脱いだりするときに便利です。
さらに最近では折り畳み傘のようにワンタッチで広がって設営できるタイプもあります。
耐水圧をチェックしよう!
テントで大変なのが、雨が降った時です。山の中に行くと、曇っていることが多いです。
山に泊まるときは気候も変わりやすいので、晴れの予報の時でも、にわか雨などはあると思っておいた方がいいでしょう!
なので、テントは雨に強いものを選びたいですよね。
同じ防水と書かれているテントでも、防水の強さが変わってきます。
それを表しているのが、耐水圧(PU)と呼ばれる数値で○○mmで表されます。
数字が大きい方が、より強い雨でも防いでくれるものになります。
一般的なレインウェアの耐水圧は2,000mm程度で、テント選びでは1,500mm以上の物を選ぶようにしましょう。
しっかり防水してくれるテントだと、雨が降っても中は快適です。
グランドシートも用意しよう
テントと一緒に用意しておきたいのが、グランドシートです。
これは必ず用意しておきたいですね。
何をするものかというと、テントの底に敷いて、冷気や浸水から守ってくれるんです。
なぜか、テントとはセットになっていないんですよ。
雨が降った時は効果抜群で、無いと浸水などしてくる可能性があるので準備しておきましょう。
設営する地面は細かい石などがあったりするのでテントの底面保護と床が厚くなるのでクッションの役割にもなります。
グランドシートの大きさはテントの底面より大きければ問題ありません。
野外フェスにおすすめのテント
2人用タイプ
電車やバスを使って移動する人やコンパクトにまとめたい人にお勧めです。
僕もこのタイプですが小さいのでリュックに入れることが出来たり便利ですし、家に置いておく収納スペースも場所をとられずにすみます。
テントの大きさ
210cm x 210 cmです。
収納すると45cm x 20cmでコンパクトにまとまって重さも2.6kgと軽量なので荷物運びの負担も減ります。
設営のしやすさ
ドーム型テントは2本のフレームをクロスに組んで、そのフレームにテントを吊すだけなので設営が簡単です。
慣れると1人でも5分くらいで組み立て可能です。
耐水圧
4〜5人用タイプ
4人くらいで泊まりたい場合や、ゆったりしたい人におすすめです。
テントの大きさ
270cm x 270cmです。
広めなので大人4人でも十分寝れますし、子供と一緒にファミリーで使うのにも向いています。
軒先を張り出すこともできるので雨が降っている時などは出入りに便利です。
重さが10.6kgで、収納時は75cm x 25cmの大きさです。
設営のしやすさ
ドーム型タイプなので初心者でも設営が簡単です。
グランドシートもついているのでお得ですね。
耐水圧
4〜5人用 2ルームタイプ
2ルームタイプは名前の通り部屋が2つあるのですが、入り口側の部屋には底がありません。
ここではテーブルや椅子などを置いてくつろぐスペースとなります。
実際のフェス会場では遠くに鳴るライブの音を聞きながら、テントでゆったりお酒などを飲んで楽しんでいる人たちを見かけます。
ゆったりできるのですが、大きくなるため設営スペースを確保する必要があるので場所の確保を頑張りましょう。
テントの大きさ
320cm x 230cm
重さが20kgで、収納時は82cm x 28cmの大きさです。
設営のしやすさ
組み立てやすいドーム型ですがスペースが広い分骨組みも多くなります。
耐水圧
テント設営に必要なもの
テントと一緒に設営に必要な
- ペグ(杭)
- ロープ
- プラハンマー
が付属品としてついていることが多いですが、ペグを地面に打ち込むとき使うプラハンマーはセットになっていない場合もあるので確認しておきましょう。
目印をつけよう!
フェスでは決まった場所にテントを張らないといけません。
当然密集してきますし、同じメーカーだったり似たような形・色のものが多いので自分のテントがどれかわかるように目印をつけておきましょう。
特に夜暗くなって帰ってくると色もわかりにくいので本当にどれかわからなくなります(汗
その他キャンプに必要なグッズは、こちらでまとめているので参考にしてください。